パチンコ台・スロット台には外部端子がついています。外部端子は回転数・連数を表示する「データカウンタ」と接続するための端子です。
このような形で端子台には色がついており、各接続口にはそれぞれの意味があります。
灰色の端子は、左打ちの始動口に玉が入ったときに反応します。この反応をデータカウンタが読み取って回転数を計測しています。
私のマイホにあるデータカウンタは大一電機産業株式会社様の「データ太郎ランプ」というものでした。
「データ太郎 配線資料」で検索するとパチンコ台の接続口の位置・端子意味を知ることができます。
P機・CR機械はだいたい同じ形の接続口を持っています。スロット台はまた違った接続口になってますが、省略。
ちなみにスマパチから外部端子は廃止されました。サンド側のCRユニットに回転数の情報が行って、CRユニットからカウンタに情報が伝わるように変更されました。
外部端子の電気的構造
端子台は、パチンコ台内部の電気回路とデータカウンタの電気回路を分離するためにフォトカプラが使用されています。私の所持している台では東芝製TLP280が使われていました。
https://toshiba.semicon-storage.com/info/TLP280_datasheet_ja_20170427.pdf?did=16750&prodName=TLP280
パチンコ台側がLEDを点滅させ、フォトトランジスタが導通・非導通の反応をするということです。
フォトトランジスタに極性があるため、端子台の接続には注意がいります。
フォトカプラの使い方は次のサイトがわかりやすいです。
なぜ電気的に分離されているか
「警視庁:技術上の規格解釈基準について」
https://www.npa.go.jp/laws/notification/seian/hoan/hoan20191220.pdf
内部に影響を与えないようにすることが法律的に規定されているため分離されています。
自作難易度について
自作難易度はそこまで高くありません。フォトカプラに電源と抵抗をくっつけて出力をマイコンに繋いで、マイコンからPC、液晶等で表示をするだけです。ただ、メルカリで販売されているものを買ったほうが早かったです。無駄に時間がかかりました・・・
スタートの時間
下記グラフの青線がスタートの応答。時間としては128ms程度。他の場合でも同じ値となった。
大当たりの時間
初当たり時は当たり表示されたとき(777みたいな)に反応、V入賞した瞬間に反応、ラウンド終了まで
9.11s、38s・・・ラウンド時間によって変動する。
確変の時間
残保留消化し終わった時に確変の反応は終了する。
全体の応答